温床 腐葉土(飼育マット)作り

天然のカブトムシは、大自然の中で一番良い環境条件を選び産卵をします。
天然カブトムシの里では、その条件を実験にて探していきます。


天然カブトムシが産卵場所を選ぶ条件

1  有機質である事
2  保湿できる事
3  水の浸透が良い事
4  土の中に空気(酸素)の層が出来る事。
5  保温性に優れている事

土と水の関係が天然カブトムシの産卵条件のポイント。


裏木曽天然カブトムシの里、温床の水浸透実験


森の天然温床(腐葉土)は、常に一定に保水し、さらに雨が激しく降っても
水の浸透が早く、一定保水以上水が溜まることはありません。

水が溜まってしまう場所では、幼虫や蛹は呼吸できずに死んでしまいます。

カブトムシは体に9対ある気門で呼吸をします。
水の中では呼吸出来ずに死にます。
気門から気管が体中に広がっています。